~YMCAとつか学童クラブ・ピンクシャツデーのご報告~
2月の最終水曜日はピンクシャツデーです。
ピンクシャツデーとはカナダで始まったいじめ反対運動です。
YMCAとつか学童クラブでは2月に入りピンクのミサンガキットを設置しました。
自由に持っていって子どもたちが自分で作ります。
30個用意したキットはすべて素敵なミサンガへと変身していきました。
「お母さんの分も作る!」と言って2個目を作成していました。
「完成したよ!」
22日(水)のプログラムでは、普段「子どもの権利」について勉強しているリーダーがピンクシャツデーにつながる物語を作り紹介しました。
世界には言語の壁で苦しい思いをしている子がいて私たちには何ができるかな?という内容でした。
子どもたちからは「ことばがわかる人が教えてあげる!」「どうしても知らない言葉の教科書を使わなきゃいけないひとにはふりがなをふってあげる!」といった声が聞こえました。
つぎにペープサートを用いて、ネットいじめについての話をしました。
便利なスマートフォンもルールを確認して使うことが大切で、少しでも違和感を感じたら周りのおとなに相談してみましょう!と伝えました。
子どもたちからは「ルールを確認して使いたい!」「いじわる言わない!」といった声があがりました。
最後は、ピンク色だけではなく何色の物を身に着けていてもからかいや差別をしてはいけないという思いのもと、着せかえ人形を作りました。
思い思いにデザインをします。
普段の学童生活でも「どうしたの?」「大丈夫?」など子どもたち自身で声をかけあって過ごしやすい環境を作ろうとする様子がよく見られます。
日々大人も子どもも関係なく全員で、優しくいじめのない世界を目指していくのが大切だと感じます。
(YMCAとつか学童クラブ 杉山)