~YMCAとつか学童クラブ・ピンクシャツデーのご報告~
10月27日YMCAとつか学童クラブでは、ハロウィンイベントを行いました。また、とつか学童クラブで毎月水曜日にやっているピンクシャツデーもあわせて行いました。
当日、子どもたちは事前に用意してきた”仮装”または”ピンクのもの”を身に着けて参加しました。
プログラムを始める前に、ピンクシャツデーについて子どもたちにお話しをしました。
ピンクシャツデーは、2007年にカナダで始まったいじめ反対運動のことで、ある日学校にピンク色のシャツを着てきた1人の少年が「ホモセクシュアルだ」といじめられているのを聞いた2人の生徒が周囲の子たちに呼びかけて自分たちもピンク色のシャツを着て登校し、学校中をピンク色に染め、それからいじめが自然となくなっていったというのが始まりだそうです。
プログラムに参加してくれた子どもたちの中には、普段はピンク色のものを身に着けていない子たちも自宅や学童内でピンク色のものを探して身に着けてくれました。
今年のハロウィンは館内スタンプラリーを行い、子どもたちは台紙をもらって各ポイントにいるリーダーにスタンプを押してもらい、台紙が埋まったら「トリックオアトリート!」の言葉と引き換えにお菓子をもらいました。ある子は、スタンプを押してもらった時に「よいハロウィンを!」とリーダーに言って楽しんでいる様子でした。
今回は楽しむだけでなく、ピンクシャツデーも取り入れたイベントとなりましたが、どの子もお話を真剣に聞き、仮装だけではなくピンク色のものを身に着けてプログラムに取り組んでくれました。
子どもたちには、ピンク色のものを身に着ける意味を考え、これからもお友だちに対して優しさや思いやりを持って接する気持ちを保っていってほしいです。
(YMCAとつか学童クラブ 平山)