~YMCAとつか学童クラブ・かながわこども教室~
6月3日(月)、「NPO法人かながわ子ども教室」の方々を講師にむかえて、密度・浮力・気圧について学びました。
「NPO法人かながわ子ども教室」は、企業などを退職した方々が、経験を活かして社会貢献活動を行っている団体です。実験を交えて科学について学ぶことが出来るこの教室は、毎回たくさんの子どもたちが参加する人気の教室となっています!
はじめに、いろいろな野菜が水に浮くか、沈むかを予想し、実際に確かめてみました。
浮くと思ったミニトマトが沈んだり、沈むと思っていたきゅうりが浮いたりして、みんな驚いていました!
なんでだろう?と理由を考えると、「水より軽いから!(重いから)」など、子どもたちなりの考えがでてきました。
次に、水に沈んでいたミニトマトを浮かせる実験をしました。
水に塩を溶かしていくと、ミニトマトが浮いてきました!なんでだろう?
先程の実験で考えた「浮く」「沈む」とあわせて、「トマトが水より軽くなったから」と教えてくれた子もいました!
その後も、水蒸気を瓶に入れて瓶の上に卵を置くとポン!と吸い込まれる実験、プリンカップに水を入れて逆さまにしてもフタが取れない!水がこぼれない!実験などを行い、水の三態や大気圧について体験を通して学びました。
ボイラーや船のお話では、子どもたちからたくさんの質問や意見がでました!
「(ボイラーのなかの)水が燃やされて水蒸気になった後、水にもどるなら意味ないじゃん!」という意見に対して、「水蒸気になったときにタービンを回していて、そこで発電しているから意味があるんだよ」と答えてくれました。
普段何気なく使っているものや体験しているあらゆることの中に科学は活用されています。
今回の楽しい実験教室を通して、科学に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
(YMCAとつか学童クラブ 大貫)