湘南とつかYMCAでは、 11月18日に小学生落語体験会を実施いたしました。
以下は、湘南とつかYMCAにて、インターンシップに参加中の丸山さんからの報告です。
11月18日に湘南とつかYMCAにて、小学生落語体験会が行われました。
この体験会には落語家の桂歌助さんが講師として登壇し、子どもたちは落語を演じる際の声の出し方、作法などを学びました。
声の出し方は役を演じ分けるたびに変化させます。例えばお母さんの役を演じるときは高い声で、遠くにいる人に呼びかけたいときは大きな声で、などなど、落語は1人で何役も演じ分けなければなりません。
また、作法もとても大切です。作法を理解すると、観ている人に礼儀正しい印象を与えることができます。
今回はお辞儀、座布団の返し方の作法を学びました。
以上のことを桂歌助さんから教えていただき、事前にお手本を見せていただいた後に子ども達や保護者の方々が実際に登壇して落語の発表を行いました。
作法も含め、子どもたちも保護者の方々も堂々と演じていました。
最後に、桂歌助さんが少し長めの小ばなしを演じられました。
この小ばなしが本当に面白く、驚くほど全員が聴き入っていました。聴き入った理由は小ばなしの内容だけでなく、声の出し方、会話の間などの話術にもあると感じました。
「話し方を工夫すれば、どんな人でも惹きつけることができる。」
このことが今回の落語講習会で得た大きな学びでした。
湘南とつかYMCA インターン 丸山あずさ