2022年2月18日金曜日

ピンクシャツデープログラム①

 ~YMCAとつか学童クラブ・ピンクシャツデー~

ピンクシャツデーは2007年、カナダの学生2人から始まったピンクのシャツを着たり身の回りの物をつけたりすることで「いじめ反対」の意思表示をする日です。

ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを聞いた先輩2人が50枚のピンクシャツを購入、インターネットで「明日、一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけました。翌日学校では呼びかけに賛同した数百名の生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。

このエピソードはSNS等で世界中に広まり、今では70カ国以上でいじめに反対する活動が行われています。カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の最終水曜日でした。それ以降、2月の最終水曜日に私たちもいじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す1日としています。

https://www.ymcajapan.org/campaign/pinkshirtday/

横浜YMCAでも各拠点でピンクシャツデーに関するイベントやプログラムを行っています。

YMCAとつか学童クラブでは、一週目にまず一年生を中心にピンクシャツデーの成り立ちについて説明し、その後カードにメッセージやイラストを書いて子どもたちがそれぞれ抱いた思いを共有しました。



子どもたちからは「だれがどんな服を着てもいいのに!」「お友だちにやさしくしたい!」といった声があがっていました。

カードの表にはピンクシャツデーの思いが書いてあります。湘南とつかYMCAの1階にも置いてありますのでぜひお手に取ってご覧いただければと思います。





日々の生活の中で知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまったり自分の意見を押しつけてしまったりすることがあります。そんなときでも相手の気持ちに寄り添った行動を意識してほしいと思います。


(YMCAとつか学童クラブ 杉山)