2021年7月13日火曜日

【YMCAとつか学童クラブ】6月28日(水) SDGsについて学習しました

YMCAとつか学童クラブ・SDGsプログラムの報告~

現在世界中ではSDGsに関する取り組みが盛んになっています。SDGsとはSustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標を意味します。持続可能な世界を実現するために17のゴールから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。 横浜YMCAアフタースクールでは4月からひとつずつ目標を決めて、子どもたちと一緒に未来の地球のためになにができるか考える活動を行っています。

 今月は17の目標のひとつ「貧困をなくそう」について学びました。 まず導入として「SDGsってなんだろう?」という問いについて考えました。むずかしい内容でしたが「にんげんがなかよく暮らせる世界!」や「困っている人を助けること!」など様々な意見を交換することができました。 次に今月の目標である貧困について動画を使って学習しました。


貧困とはなにかを子どもたちに問いかけると「ごはんを食べられない!」「お金がない!」と答えが返ってきました。 最後に貧困をなくす取り組みとしてフェアトレードを紹介しました。フェアトレードのマークを街中で見かけたことがある子はいましたが内容については知らない子がほとんどでした。

子どもたちにフェアトレードとして扱われていないチョコレートやコーヒーを買うと生産者にはほんの少ししかお金が渡らないことを伝えると驚きの声が上がっていました。学習を終えた子は感染対策をしたうえでフェアトレードのチョコレートを試食しました。


最後の振り返りでは、お家の人にも今日の取り組みを伝えたいと言ってくれる子が多くいました。 YMCAとつか学童クラブではこのように今年度毎月ひとつずつSDGsについて取り組んでいきたいと考えています。子どもたちには学習したことを活かして毎日の生活の中でなにができるかを考えてほしいと思います。

 
(YMCAとつか学童クラブ 長谷川・杉山)