~ユースボランティアリーダー海外長期研修会報告④~
海外長期研修でカナダバンクーバーYMCAで活動をしている
湘南とつかYMCAウエルネスのニナリーダーより第2弾の活動報告がありました。
この研修は様々な国からボランティアリーダーが集い、キャンプ生活を通して、
ユース世代のリーダーが平和について国を超えて考えていく、
共有する研修会となります(今年は9か国から参加)。
以下報告となります。ぜひご覧ください。
先週一週間はラーニングウィークで、キャンプから離れた生活をしました。
ラーニングウィークウィークとは前回のブログで報告をした際に
説明をしていますが、自分の興味がある組織にボランティアとして
参加する期間のことを意味します。
私はホームレスの方々や、貧しい方々の何か役に立つ事がやりたかったので、
二つの支援団体に参加をさせていただきました。
なぜ私がホームレスの方々の力になりたいと強く感じたかと言うと、
カナダに来てから、ホームレスの方々の多さに驚いたからです。
私はカナダに着いた最初の一週間をバンクーバーの
ダウンタウンで過ごしていましたが、
その期間にホームレスの方々を見なかった日はありませんでした。
私は色々な形でホームレスの方々を毎日見ました。
犬と一緒に路上に暮らす人、タトゥーを全身に刻み、マリファナを吸っている人...
私が一つ目に参加した団体は、ホームレスの方々へ
物資を届ける『Covenant House
Vancouver』という団体です。
この団体は主に、16歳から24歳の危険と共に暮らしているホームレスの
方々に洋服や、食事を提供する団体です。
私はここで、洋服の仕分けをしました。まず、男女別に分け、
そこからズボン、Tシャツ、スカート、さらにはサイズ別に仕分けていきます。
私達を担当してくださった方からお話を聞きました。
たくさんの団体から日々、支援物資が届くので、すべてに
手が回らない状態で、毎日てんてこ舞いだそうです。
私達が仕分けした洋服もほんの一部で、まだまだ物資が
山積みになっていました。しかし、こういった団体があることで、
ホームレスの方々も、安心した生活を送れるようになる日が
近づくのではないでしょうか。
二つ目に参加した団体は、収入の少ない家庭に家を
提供する『Housing
Foundation』という団体です。
この団体は家を提供するだけでなく、様々なサービスまでも手がけています。
例えば、お年寄りの住む家には、医者が通い、体に異常が
ないか検査するサービスや、近所の人たちを集めて、みんなで
バーベキューをするイベントまで運営しています。
ここでは私は主に、手紙の仕分けを担当しました。
経営している側からの手紙の内容は様々で、全家庭共通のものや、
個々に送り届けるものがあります。
一つでも間違えたら、大変なことになるので私は慎重に
一枚一枚の手紙に注意を払いながら、仕分けをしました。
これら二つのボランティアを通して、ホームレスや、
貧しい方々の状況を知ると同時に、私達が今どれだけ幸せな環境の中で
暮らしているのか実感することができました。
ラーニングウィーク中には、自由な時間もあったので、
ビーチで花火を見たり、キャンプとは違った生活も楽しむことができました。
今週は、デイキャンプを担当させていただきます。
7~8歳の元気な男の子と女の子と共に一週間頑張りたいと思います。
(写真情報提供:湘南とつかYMCA ユースボランティアリーダー マバヒビ 二奈)
(ブログ作成:湘南とつかYMCA ウエルネス 勝見 祐貴)