次亜塩素酸ナトリウム液と次亜塩素酸水の違い
先日、消毒の回で出た消毒液の違いについて今回はお話します。
似た名前の『次亜塩素酸ナトリウム液』と『次亜塩素酸水』ですが、大きな違いがあります。
『次亜塩素酸ナトリウム液』
こちらは塩素系漂白剤を希釈した水溶液の事を言います。
アルカリ性の水溶液のため消毒の効果は非常に高いものの、扱いには十分注意が必要になります。
また拭き掃除や着け置き消毒などにも有効ですが、消毒後に空拭きや流水での十分な洗い流しが必要になるケースもあります。
アルカリ性のため手指消毒には向きません。物の消毒などには使用出来るので扱い方や希釈の仕方など確認して使用しましょう。
『次亜塩素酸水』
こちらは「塩化ナトリウム水溶液」を電気分解するなどして作られたものです。
この「塩化ナトリウム」とは…【塩】です。
塩水を電気分解したものなので、次亜塩素酸ナトリウム液と異なり、酸性の性質を持ちます。経済産業省によって消毒効果があると認められ、拭き掃除やかけ流しによる消毒効果があると言われています。
それぞれに消毒効果はあるものの、性質も異なり得意な分野もあるので合うものや手に入るものを使って消毒をしていくと良いかと思います。
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（湘南とつかYMCAウエルネススポーツクラブ 北川）