私が普段2階の英語学校でいろいろな国から来た先生たちと、英語を勉強してみたいと思う生徒さんの橋渡し役をしています。
私は高校生のときアメリカに留学していたことがあります。
留学、というと楽しそうなイメージがあるかもしれませんが、はじめのころは英語がわからないのでまわり人たちの話の輪に入れないし、自分だけ髪は黒いし体は小さいし、「自分はここにいていいのかな」といつも思っていました。
でも、まわりの人たちは、そんな私のできることやいいところを一生懸命みつけてほめてくれたんです。
「字がとても丁寧だね」
「日本語が話せるなんて天才だよ!英語もきっとすぐできるようになるよ」
「あなたの目の色すてきね!」
今、私がこのお仕事ができるのは、あの留学生活があってこそ。
親切にしてくれる人たちときちんと言葉を交わせるようになりたい、という思いが英語での生活を支える力になりました。
今はいろいろな国からきている先生たちと一緒に仕事をしています。
「外国人だから」「言葉が話せないから」「ほかの人とちがうから」探せば仲良くなれない理由はいろいろ見つかります。でも、「ここにいるんだから君もともだちだよね」って言ってあげたら、言われた人はとっても勇気がわくはずです。
他の人と違って見える子
上手にできない子
一人でぽつんとしている子
それは、アメリカにいたときの私です。
もし、そんな子に出会ったら、その人のいいところを探して「きみの〇〇っていいね!」って伝えてみてください。
★今日のいいね★
はじめてクラスに参加したおともだちに「ここで名札を持っていくんだよ!」とおしえてあげていたおともだちがいました。はじめての場所はみんなドキドキ。「こうするんだよ」って教えてくれるおともだちがいるととっても嬉しいよね!
明日は、ウェルネススポーツクラブのやなごんリーダーにお願いします。