YMCAとつか学童クラブでは、2月27日(水)のピンクシャツデーに合わせて活動を行いました。
パワーポイントを用いて、日常生活の中でリーダーたちが伝えていることを改めてお話しました。
初めにいじめに関わる三つの立場(いじめを受けている人・いじめをしている人・まわりの人)について
・いじめを受けている人は、決して自分のせいだと思わなくてよいこと。
・いじめをしている人は、どんなに理由があってもいじめていいことにはならないこと。
・まわりの人は、「私には関係ない」と知らんぷりをしたら、いじめている人と同じだということ。
・まわりの人は、「あの子、本当は辛いんじゃないかな」と、まず気付いてあげること。
そして「大丈夫?」と声をかけてあげたり、「あのね・・・」と周りの大人に相談したりと、できることがあること。そして小さな一歩のように思えても行動することが大事だということ。
以上のことをみんなで確認しました。
そして、一人ひとりがそれぞれ違うこと、みんな違ってみんないいこと。俳優のトム・クルーズさんがディスレクシア(学習障害)であることを例に挙げつつ、周りの人の理解と協力があれば、「人と違うこと」はなんの問題にもならないこと。むしろ協力があるからこそ、より一層活躍できる可能性があることを確認しました。
子どもたちは素直な心を持っていて、「変だな」「不思議だな」「人と違うな」という感覚が敏感です。
様々な子どもが集まっている学校や学童クラブで過ごす中で、「変わってるから、おもしろい!」「不思議だから魅力的!」「人と違っていて素敵!」と思える価値観を培っていけるよう引き続きサポートしていきたいと思います。
いじめに反対することで、世界は平和に近づいていきます。
私たち一人ひとりの小さな一歩がとても大切であることをみんなで確かめることができました。
明日からもずっと、小さな一歩を踏み出しつづけていきたいと思います。
(YMCAとつか学童クラブ 菅原)