~YMCAとつか学童クラブのご報告~
YMCAとつか学童クラブでは、日頃お世話になっている方々に直接感謝の気持ちを伝える機会として、月に1度「ありがとうの日」を設けて活動しております。今回は紙皿を使用して花束作りを行いました。
子どもたちは見本を見ると、「作りたい!」「お母さんにあげたい!」と、30名程の子どもたちが参加しました。
紙皿の縁部分を切り取り、ストローに巻きつけることで花びらに見立てることができるのですが、紙が硬くて苦戦する子どもたちが多かったです。
「リーダーできないよ!やって!」とお願いする子も多かったですが、リーダーがコツを教えた後に「お花をあげたい人のために頑張ってみて」と声をかけると、一生懸命子ども自身で巻きつけようと頑張る姿が見られました。
完成すると、満足気に微笑みながら大切に持ち帰る様子が見られ、保護者のお迎えが来ると一目散に「花束作ったよ!受け取って!」と手渡す姿が多くありました。
保護者以外にも「友だちに渡したい。」と言い、一生懸命作った花を同じ学童クラブに通う友だちに渡す子どももいました。
また、ある子どもは「リーダーに渡したいな。」と言い、事前にオーダーを取りながら作成する場面もありました。もらったリーダーは照れながらも花束を受け取っていました。
子どもたちを取り巻く環境の中で、成長を支える人は数多くいます。その人達の存在を子どもたち自身が気づき、感謝をすることは、大人になってからも大切な気持ちです。
その気持ちを養うためにも、今後も定期的に「ありがとうの日」を提供していきます。
(YMCAとつか学童クラブ 佐藤良咲)