~YMCAとつか学童クラブ・ピンクシャツデーの取り組み~
2月6日(月)は、全国のYMCAでいじめのない社会を目指して取り組む「ピンクシャツデー」の一環として、いじめについて子どもたちと共に考えました。
ピンクシャツデーは、2007年にカナダで2人の学生から広まったいじめ反対運動です。ピンクのTシャツを着て登校した1人の学生がいじめをうけたことで、それを助けようとした学生がピンクのTシャツを友人や知人に配り、翌日登校すると呼び掛けに賛同した多数の生徒がピンクのTシャツを着用して登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったことがSNS等で世界中に広まり、2月の第4水曜日はピンクシャツデーとして、世界70カ国以上の国で活動が行われています。
当日は学年の異なるグループごとにわかれ、ピンクシャツデーについて学びました。その後、①いじめた子はどんな気持ち?②助けた子はどんな気持ち?③いじめられた子はどんな気持ち?とそれぞれの気持ちについてグループで考え、発表しました。
その後、『へんでもわらいっこなし』という紙芝居を読み、いじめがなくなるために自分たちが今日からできることをピンクのシャツ型の紙に書いてもらいました。
「困っている子がいたら声をかけてあげる」「誰かに相談しようと声をかける」「はげます」「優しくする」「悪口を言わない」「なぜいじめるのかを聞く」等、ピンクのシャツ型の紙には多くの子どもたちの意見が寄せられました。
これを機に、いじめについて子どもたち一人ひとりが考え、ピンクシャツデーに賛同してくれる子どもたちが、2月22日(水)にピンクのシャツやモノを身につけてくれることを願います。
(YMCAとつか学童クラブ
石原瑛子)