発達に課題のある青年たちを対象にした「ひとり暮らし体験」が終了しました。
横浜YMCAの発達障がい支援プログラムでは、昨年につづき2回目となる「ひとり暮らし体験」を実施しました。YMCAで児童期より支援を受けてきた青年たちを対象に、横浜市内にあるウィークリーマンションを利用しての1週間のひとり暮らしです。
18歳~30歳までの青年たち9名(うち8名が就労しています)が、親元を離れて「自分の力」で1週間生活をしていきます。
この「ひとり暮らし体験」のねらいは3つ、
・親元を離れた生活を体験すること
・ひとり暮らしに必要な力、スキルがどこまで身についているかチェックすること
・必要な支援を知り、将来の暮らしにつなげること
青年たちは日中はそれぞれの職場に出勤しています。
夕方、帰宅してからは、それぞれに1名の支援ボランティアがついて、食事の準備、買い物、部屋の掃除、など様々な生活スキルをチェックします。
ウィークリーマンションのお部屋。
自分で買ってきた食材を使って調理。
忙しいとき、時間がないときは、あまっている食材を使った簡単レシピでできるものもたくさんあることを学びます。
一週間、支援者からたくさんのアドバイスを受けながら、生活するために必要なことを多く学んだ 青年たち。最後の夜は、ちょっぴりぜいたくをして、「中食」を満喫。 みなさん、1週間おつかれさまでした。
この「ひとり暮らし体験」は企業などから多くのご支援をいただいて実施しています。
たくさんのボランティアの皆さんのお働きとあわせて心より感謝いたします。
(湘南とつかYMCA 星野)