岩手県・宮古市ボランティアツアーに行ってきました!
東日本大震災のあと、湘南とつかYMCAでは毎年3月に、商店会など地域との協働でチャリティーイベントを開催し、その収益の一部を用いて「東北へ花を贈ろう」というコンセプトのもと、学生ボランティアを募り、岩手県・宮古市にある盛岡YMCAボランティアセンターを通じて、被災地の方々へお花を届ける活動をつづけています。
今年で3回目となりました。
4年の月日が経ち、海岸に面する宮古市内は、復興がさらに進んでいました。
それでも依然として仮設住宅に住む方々も多く、市内道路もまだまだ整備が必要で、
炎天下の中あちこちで工事が行われていました。
夜行バスにゆられ、現地到着後最初の活動は、ボランティアセンターに依頼のあった、
敷地の草刈りと花植え。作業の前には震災当時のお話をみんなでききました。
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訪問先は、いまだ多くの入居者がいる仮設住宅2ヶ所。
「夏に横浜から花が届く」と、皆さん待ちわびており、笑顔で迎えてくれました。
仮設の皆さんは本当にあたたかく、学生たちとの会話にも花を咲かせました。
それぞれの玄関先に、夏の花々がならびます。
2日目は、宮古市内の高校生もいっしょに、津波被害の大きかった浄土ヶ浜へ。
今では、すきとおるようなきれいな海に、たくさんの観光客も来ています。
この活動では初めて、「さっぱ船」に乗り、沖から宮古を一望できました。
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本当に美しかった宮古の海に別れを告げ、
あっという間の2日間が終了。
大変お世話になった盛岡YMCA宮古ボランティアセンターにもお別れです。
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地域の皆さまのご協力を得て、3年つづけて実施できたことに心から感謝です。
来年、再来年も支援活動はつづいていきます。
(湘南とつかYMCA 星野・森脇)