2019年8月16日金曜日

横浜YMCA合同カロム大会にいってきました!

YMCAとつか学童クラブ・デイキャンプのご報告~

8月6日(火)は横浜YMCAの学童クラブと放課後キッズクラブの合同カロム大会に参加してきました!

 カロムというのは、ビリヤードに似た遊びです。ストライカーと呼ばれるコマを指ではじき、自分の色のコマ(パックと呼びます)を4隅のポケットに落としていきます。12個全てのパックを落としたら最後にジャックという盤面中心のコマを入れて勝利、というルールです。

 横浜YMCAの学童クラブとキッズクラブ18ヶ所で使用している「みんなともだちカロム」は、東日本大震災の復興プロジェクトとして、福島県いわき市で製作が始まりました。横浜YMCAでは復興支援プログラムの一環として毎年、横浜YMCA学童クラブと放課後キッズクラブ合同カロム大会を実施しております。

 とつか学童クラブからは14名7チームが出場しました。横浜YMCA全体では62チームもの子どもたちが大会に出場していました。子どもたちは朝の集合時にはいつもと同じ様子でしたが、会場に入ると今日は大会なのだと実感してきたようで、「緊張してきた!」と話す子や指のストレッチをはじめる子もいました。


 開会式で「今日8月6日は何の日だか知っていますか??」と聞かれると「カロム大会!」と答えていました。「そう、今日はカロム大会の日でもあるけれど、他にもあるよね。」すると他のクラブの子どもから「原爆が落ちた日。」との答えがありました。

 「平和への第一歩として、まずは今日一緒に出場する友達と、そして試合で出会ったお友達やリーダーと、仲良くなりましょう。」というお話があってから、いよいよ試合開始です。


 午前中は1グループ4〜5チームでリーグ戦を行いました。試合のはじめには「よろしくお願いします。」試合がおわると「ありがとうございました!」と挨拶をして握手をします。

 はやめに試合がおわった台では「強いね!どこのクラブ??」とか「何年生??」「3年生!」「え~!3年生なのに強!」と、クラブ間を超えて交流が生まれていました。




 昼食をとってからは決勝トーナメントが行われました。とつか学童クラブからは、7チーム中5チームが決勝トーナメントに出場することができました。とつか学童クラブの子どもたちは、「いま3戦全勝だよ!決勝いけるー!!」と喜びを口にする子もいれば、負けた悔しさのあまり涙をこぼす子もいました。


 なんと3位決定戦まで進むことができたチームもありました!3位決定戦と決勝トーナメントは100人を超える参加者全員が応援としてカロム台を囲んで試合の行方を見守っていて、ピンと張り詰めた空気のなかで試合が行われていました。結果は残念ながら負けてしまったのですが、3位決定戦までいった2人はほかの子の目には英雄としてうつっていたようで「62チーム中4位とかすごすぎ!」とか「来年一緒に出よう!」なんて言葉をかけていました。

 今回のカロム大会を通して、他クラブとの交流をすることができたほか、とつか学童クラブ内での結束も強まったようでした。お友達と全力で取り組む時間を共有することで、仲間意識が強まったのでしょうね。カロムを通して友情を深めたお友達と、学童クラブでの生活をより楽しく過ごしてくれるといいなと思います。


(YMCAとつか学童クラブ 熊谷 尚樹)