2019年8月16日金曜日

オービィ横浜に行ってきました!

YMCAとつか学童クラブ・デイキャンプのご報告~


YMCAとつか学童クラブでは、定期的に行っている外遊びプログラムや、三浦YMCA、富士山YMCAでのキャンプ活動を通して、自然と触れ合う体験を大切にしています。

 今回、身近な自然とはかけ離れた世界の自然と触れ合い、学ぶことができればという思いで、デイキャンプの行き先としてオービィ横浜を選びました。オービィ横浜とは、カピバラ、ハリネズミなど様々な小動物に触れられるエリアやマイナス20度という気温を体感できるエリア、映像でマウンテンゴリラの生態をみることができるエリアなど、9つの体験エリアがある施設です。

 子どもたちと電車に乗るときのルールや、グループ行動のときに注意することなどを確認した後、ガイドマップを見ながら各グループでどのエリアに行きたいかを話し合ってから、出発しました。

 桜木町では、ピカチュウ大量発生中!という催しが行われていて、お面を配ってもらうと子どもたちは嬉しそうにそのお面を頭にかぶったり、カバンに括り付けたりしていました。


 オービィ横浜入館前に、日本丸メモリアルパークの広場をお借りして昼食をとりました。天候に恵まれ、木陰で気持ちよくお弁当を食べることができました。青い空の下で食べるお弁当は格別だったようで、子どもたちも全員笑顔があふれていました。お弁当を食べ終わったら、オービィ横浜へいざ出発!


 入館前に子どもたちにグループ行動の注意事項や、動物と触れあうときの諸注意を話したあと、動物に触る時には優しい気持ちで触るようにしましょう、と話しました。



 はじめは少し恐がっている子もいましたが、オービィ横浜のスタッフに促されて背中を優しく撫でてみると、「毛が気持ちいい〜」とか「背中に骨があるよ!」といった感想を話していました。動物たちに優しく触れる子どもたちからは、命を大切に思う気持ちが伝わってくるように感じました。

マイナス20度にもなるケニアの山の気候を体感できるエリアでは、まず15度の部屋、次に0度の部屋、と気温が下がっていくと、「これよりも寒いの!?」と子どもたち。マイナス20度の部屋では「寒すぎ!」と声をあげながら縮こまる子や、友達とくっついて暖めあう子もいました。
 次の体験を待つ間に「地球にはさっきみたいな寒さのなかでも住んでいる人や、動物もいるんだよ」と話すと「上着をいっぱい着るの??」「シロクマとか!?」と、その地域の暮らしを想像する話がはじまっていました。

 今回のデイキャンプでは、身近にはないような自然とふれあい、楽しく体験をしながら自然について学ぶことができました。帰りの電車でマウンテンゴリラの生態について嬉しそうに話している子どもたちもいました。今回の楽しい経験をきっかけに、自然や動物に興味をもってくれるといいなと思います。

 YMCAとつか学童クラブでは、夏休みの期間に複数回、様々なデイキャンプを行っています。子どもたちにとって充実した夏休みになるよう、今後も多彩なデイキャンプを企画していきます。

(YMCAとつか学童クラブ 熊谷 尚樹)