2015年8月20日木曜日

YMCAとつか学童クラブ・広島ピースキャンプ1日目のご報告

8月19日(水)~21日(金)の2泊3日で、横浜YMCAアフタースクール事業部主催の『広島ピースキャンプ』が行われ、YMCAとつか学童クラブと石川小キッズクラブの高学年児童9名が参加し、広島にて活動しています。
戦後70年という節目を機に、戦争を体験したことのない子どもたちと一緒に広島を訪れ、「平和とは何か?」「自分たちにできることは何か?」等を考えることが今回のキャンプの目的です。

広島に到着後、早速平和記念公園へ向かい、広島に落とされた原子爆弾を被爆された方のお話を拝聴しました。今回お話をしてくださった方は、中学4年生の16歳の時、爆心地から1.8km離れた自宅で、動員先の工場へ出かけようとしたときに被爆をされたそうです。原爆投下直前・直後の様子を生々しくお話してくださり、子どもたちは熱心にメモをとりながら真剣に話を聞いていました。普段はなかなか聞く機会のない方のお話を伺い、子どもたちは戦争の恐ろしさを改めて実感した時間になりました。

お話を拝聴した後は、平和記念公園の中を散策しました。戦争に関する建設物を目の前にした子どもたちは、「恐ろしくて戦争の威力を想像したくない」「4000度の放射能を浴びるなんてすごく怖い」等、各々戦争の恐ろしさを体感していました。
 
1日目の夕食は出発前からみんなが楽しみにしていた「広島風お好み焼き」。思う存分食べていました。

学びもあり、楽しみもあり、子どもたちにとって中身の濃い1日目となったのではないでしょうか。


   
(YMCAとつか学童クラブ 石原 瑛子)