2015年8月21日金曜日

YMCAとつか学童クラブ・広島ピースキャンプ2日目のご報告

『広島ピースキャンプ』2日目は、午前中に平和記念資料館へ行きました。初めて資料館を訪れた子どもたちは、原爆が投下された8時15分でピタリと止まっている時計や、被爆された方々の写真、キノコ雲の映像等をみて戦争の悲惨さや原爆の威力に衝撃を受けていました。

午後からは平和記念公園付近で街頭インタビューを行いました。事前に子どもたちと考えた質問は、「あなたが考える平和とは何ですか?」「平和を保つためにあなたがしてきたこと、もしくは今後できることは何ですか?」「戦争を一言で表すと何ですか?」の3つです。
グループに分かれていざ街頭インタビューへ。最初は声をかけることをためらっていた子どもたちでしたが、1人成功すると2人、3人、、、と数をどんどん増やし、50名程の方々にお話を伺うことができました。
その後の勉強会では、インタビュー内容を発表しあい、意見交換・内容のまとめに入りました。子どもたちなりに考え、平和について、戦争についてを考え、自分たちにできることを考えることができました。
今回広島ピースキャンプを通し、戦争を体験したことのない子どもたちが戦争の悲惨さを痛感し、さらに様々な人々の意見を聞くことで、平和についての考え方・戦争の概念等の視野を広げる良いきっかけになりました。子どもたちがこのキャンプを機に、今自分たちにできることを考え、行動できると良いと考えています。




(YMCAとつか学童クラブ 石原 瑛子)