2018年4月27日金曜日

1085羽に込められた平和への想い

YMCAとつか学童クラブ・平和週間プログラムのご報告~

広島・長崎に原子爆弾が投下されてから今年で73年になります。
平和への思いを込めて、全国のYMCAから広島の平和記念公園内にある「原爆の子の像」へ折り鶴を届けようといった取り組みを日本・中国・韓国のYMCAで平和週間のプログラムとして行っています。
  YMCAとつか学童クラブでは、毎年高学年児童が平和教育の一環として実施している「広島ピースキャンプ」に参加し、「原爆の子の像」を訪れています。
今回、そこで学んできたことを学童クラブの子どもたちに話をしてもらいました。その後、高学年の子どもたちと相談をして1人7羽を目標に折れば1000羽できるということで、4月19日から25日の1週間で千羽鶴を作ることになりました。

毎日学童クラブで折ってくれる子、習い事の合間を縫って折ってくれる子、忙しくて学童クラブになかなか来られないからと家で折ってきてくれる子、家族と折ってくると折り紙を持って帰ってくれる子、折れない子に折り方を教えてあげる子、できた鶴を数えてくれる子、鶴を糸で繋いでくれる子等々、自分のできることをそれぞれがやってくれました。



25日、ついに平和のためにとみんなの想いのこもった千羽鶴が完成しました。子どもたち、保護者の方々、湘南とつかYMCAのスタッフ、リーダーなど、多くの方々のご協力でなんと1085羽の鶴が集まりました。
完成した鶴は広島YMCAに送り、5月3日から5日に広島で開催される「フラワーフェスティバル」にて、平和記念公園内の「原爆の子の像」に献納いたします。
ご協力いただいた方々ありがとうございました。

2018年度の基本聖句にもあるように、隣人を自分のように愛し、世界中の人が仲良く暮らせる世界が1日でも早く訪れることを願っています。
(YMCAとつか学童クラブ 松村)