2015年6月23日火曜日

大人気!! ビー玉でカプラ 

YMCAとつか学童クラブ・プログラムのご報告


YMCAとつか学童クラブでは、カプラという遊びが大人気です!
カプラは木製のおもちゃで、長方形のパーツを重ねていくことでいろいろな造形を作ることができます。学童クラブにはパーツが3000個もあるので、中に入るような大作も作れたりします。

最近おもちゃの中にビー玉を加えてみました。
するとカプラで滑り台を作り滑らせたり、ピタゴラ装置(カラクリ装置)を作ったり、ビー玉を最大限活かせるような遊びを考えます。個人でもくもくと造形を作っていた子が、ビー玉を使うようになってから、みんなで協力してひとつの物を完成させるようになるなど遊び方にも変化がみられてきました。

エピソードを一つご紹介します。3年生の男の子が折りたたみの机を使い、カプラでビー玉を弾きながら1人で遊んでしました。何やら楽しそうだなあと、周りに1年生が集まってきました。どうなるのかな、と様子をみていると『やる?』と声をかけ、やり方を教え、紙にトーナメント表を書き、順番を決めて遊び始めました。
何気ない遊びの中でこうしたやり取りがみられるのはとても嬉しいことです。

ビー玉は小さいですし、コロコロ転がるので、棚の下に入り込んでしまったり、消しゴム入れ

の中から見つかったり、なくなりやすいおもちゃでもあります。なくなったビー玉を一生懸命探し、協力しあっている姿にものを大切にすることの大切さや、責任感、そして仲間への思いやりが育まれているのを感じています。


YMCAとつか学童クラブでは今日もいろいろなカプラ作品ができることでしょう。
機会があれば、覗いてみてくださいね。

YMCAとつか学童クラブ 吉澤 恭子